「SIerって安定してるけど、技術力はつかないって本当?」
「大手なら安心かな?」
就活でSIer企業を検討している方の中には、こんな疑問を持つ人も多いはず。
本記事では、元SEの視点から 大手SIerに入るメリット・デメリットを整理し、どんな人に向いているのかも紹介します。
SIerとは?大手SIerの例
SIer(エスアイヤー)とは、企業に対してITシステムを提案・開発・運用する企業のこと。
「System Integrator(システムインテグレーター)」の略です。
- NTTデータ
- 富士通
- NEC
- 日立製作所 など
大手SIerに入社するメリット
メリット①:大規模システムに関わる業務に携われるチャンスがある
大手SIerの特徴として、扱っているシステムの規模が大きいものから小さいものまで多岐に渡ります。中小企業や個人のビジネスでは大規模システムを扱うことはあまり無いですが、大手SIerであれば新入社員でも大規模システムに関わる業務を経験できるチャンスがあります。
メリット②:成長できる環境がある
大手SIerには若手の教育に力を入れている企業も多く、研修が充実しているので学べる環境が整っていると言えます。また、大手SIerは収益が安定しているため、多少の失敗は収益でカバーできることから、若手が失敗を恐れずビジネスに挑戦することができます。
メリット③:優秀な社員が多い
一緒に働く仲間がどんな人物であるかはモチベーションに大きく影響する要素の一つですが、大手SIerは優秀な人材が集まりやすいです。優秀な人から良い刺激を受けることができ、お互いに切磋琢磨しながら自身も成長することができます。
メリット④:業界・業種の幅が広い
大手SIerは、事業拡大に向けて幅広い業界向けにプロジェクトが走っているので、色々な経験を積みたい人にはおすすめです。また、業種についても一社で営業から開発、運用保守まで担っている大手SIerが多いので、もしキャリアを変えたいと思った場合に転職することなく違うキャリアを歩むことができます。
大手SIerに入社するデメリット
デメリット①:年功序列
近年は若い人も活躍できる環境作りが進んでいるとはいえ、まだ大手SIerには年功序列の文化が根付いているというのが現状です。
制度上は年功序列が撤廃されていても、現場が追い付いておらず、実態は異なるということもあります。
若いうちからリーダーのポジションにつきたい方は、大手SIerだと希望のポジションに就くまでに時間がかかってしまうかもしれません。
デメリット②:技術力が評価に直結するとは限らない
一般的にSIerで昇進する社員というのは、リーダーシップを発揮して人を動かし、会社の売り上げに貢献することができる人です。
もしくは成績が好調なプロジェクトにたまたま配属されて成果を出しやすかった、上司が優秀な人だったなど、環境に恵まれて昇進できたというパターンもあります。
そのため、高い技術力を持っているからといって昇進できるとは限りません。
大手SIerで技術を極めたい人は、その企業が技術力も評価対象としているかどうか調べてみましょう。
(技術は極めたいが昇進したくないという人には逆にメリットかもしれません。)
デメリット③:上司や経営層への報告と承認が必要
大手SIerに限った話ではないですが、会社では様々な業務を実施するにあたり、上司や経営層に報告し、業務を実施しても良いかの確認を取る必要があります。
説明用の資料作成・会議日時の調整・会議室の確保などの作業が発生するため、社員の負担は大きくなり、ビジネスのスピード感は落ちてしまいます。
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「自分に大手SIerが本当に合っているか不安」「他の企業も含めてプロに相談したい」
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まとめ
大手SIerに入社することのメリット・デメリットを挙げましたが、どのような働き方をしたいかは人それぞれだと思います。
実際に筆者が勤務していた大手SIerでも、仕事にやりがいを感じている社員もいれば、ギャップを感じている社員もいました。
大手SIerで働くことが自分に合っているか判断する際に、ぜひ本記事を参考にして下さい。

