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客先常駐した元SIer社員がメリット・デメリットを正直に語ります

「客先常駐した元SIer社員がメリット・デメリットを正直に語ります」アイキャッチ IT業界研究

「客先常駐ってブラックなの?」「なんか微妙って聞いたけど…」
そんなイメージを持っている方も多いと思います。

私は大手SIer勤務中に、実際に客先常駐を経験しました。
たしかに大変な部分もありますが、正直、悪いことばかりじゃないなというのが本音です。

この記事では、私の経験をもとに、客先常駐のメリット・デメリットを本音で語っていきます。
不安に思っている方の参考になれば嬉しいです。

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客先常駐を経験した感想

私は大手SIerで客先常駐を経験し、客先はインフラ系大手企業でした。
顧客の代わりにシステム周りの作業対応(データ収集、データ解析、問題対応など)をするんですが、依頼作業が多岐にわたるので便利屋さんのように仕事をこなしていました。
色んな業務を経験できて飽きないのと、何より顧客の役に立っていることが実感できて純粋に楽しかったです

客先常駐ってやばい?

今回この記事を書こうと思ったのは、ネット上で客先常駐に対するネガティブな意見を多く見かけたからです。

そしてそれはネット上だけでなく、現実でもよく聞く話であり、
「客先常駐をすることになったらどうしよう…自社で開発に携わりたいのに…」
と悩む後輩の声が非常に多いのです。

客先常駐は本来とてもやりがいのある仕事です。
ただし、場合によってはブラックにもなり得るのも事実です。

「顧客にこき使われるのでは?」という点については、もちろん依頼はたくさんいただきましたし、
特に商用トラブルが発生したときは大量の依頼が来ることもあります。

でも、「こき使われているか?」というとそんなことはなく、作業完了の報告をすれば顧客から「助かりました!ありがとう!」と感謝してもらえていましたし、パワハラもありませんでした。
むしろ、自社の上司や先輩の方が、身内なのでちょっと対応が甘くなり、パワハラが起きやすいということも往々にしてあります。

何故、客先常駐はやばいと言われがちなのか

あくまでも客先常駐に悪いイメージを持っている人が多い、というだけで、もちろんそう思っていない人もいると思います。
その前提で、何故”客先常駐=悪”とされがちなのか?を考えてみました。

私が考えた原因は以下です。
・勤怠管理はおろそかになりがち
・頑張りが評価されるかは微妙(上司が把握しづらい)
・成長できないイメージがある
・相談相手がいない
・顧客がパワハラ気質 or 案件に問題がある

勤怠管理はおろそかになりがち

自社から離れて顧客の環境で働くので、どうしても勤怠管理はおろそかになりがちです。
実際、私の場合自社はきっちり管理されていましたが、客先だと勤務時間外でも仕事しようと思えばできる環境でした。
でも、ありがたいことにサービス残業を強いられるような職場ではありませんでした。

頑張りが評価されるかは微妙(上司が把握しづらい)

自社から離れることによるデメリットとして、評価の観点があります。
働くからにはちゃんと評価してもらいたいですよね。

客先の上司が頑張りを認めてくれても、自社の上司が認めないと評価につながりません。
でも自社の上司は客先まで仕事ぶりを見るのは中々難しいです。

日頃から自社の上司にも成果をしっかりアピールしておく必要があります。

成長できないイメージがある

客先常駐=成長しづらいというイメージはよく聞きます。
やはり、自社でSEとかPMをやってバリバリ開発に参加する方が成長できるイメージがあります。
もしくは、自社の案件に関われなくて不安があるのかもあるかもしれません。
特に新卒で初期配属が客先常駐だと「同期に置いて行かれるのでは…。」と思うのも無理はありません。

後でメリットのところに書きますが、私は客先常駐で初めて気づいたことや成長がありました
私個人の意見としては、客先常駐は一度は経験する価値があると思っています。
キャリアの中で絶対に活きる経験になります。

相談相手がいない

初期配属で相談相手がいないというのはかなり辛いですよね。
大抵の企業では経験者と一緒に常駐にさせるか、しっかりと引継ぎを行います。
もしくは顧客がレクチャーしてくれる場合もあります。

仕事内容にもよりますが、わからなかったら顧客に聞いていいと思います。
私の場合は、初めての作業は顧客にレクチャーしてもらえたので助かりました。
可能であれば、上司でも先輩でも、頼れる人なら誰でもいいので、相談相手は見つけておきましょう

顧客がパワハラ気質 or 案件に問題がある

客先常駐に限った話ではないのですが、やはり一緒に仕事をする人がパワハラ気質だったり、無責任だったりすると、一気に仕事がやりづらくなります
客先常駐だと自社と文化がまったく違うこともあるので、ついていけず病んでしまう可能性もあります。

また、案件によっては「プロジェクトの統括者が知見を持っていない」「プロジェクトのメンバが初心者ばかり」「納期の見積もりが甘い」等々、問題を抱えている案件が存在する場合があります。
わりと実績のある企業でもこういうことがあります。

顧客や案件については、自分ではコントロールしきれない範囲なので、あまり自分を追い詰めないことが大事です
ちょっとでも不安を感じたら、心が病む前に異動願いを出しましょう。
普通の企業なら異動できると思いますが、できなかったら転職も検討してください。
IT業界は成長分野かつ人手不足なので、転職は積極的にして問題ないです。

筆者が思う客先常駐のメリット

もちろん、客先常駐がどうしても嫌なら無理してやる必要はありません。本人の意思が一番ですし他にも魅力的な仕事はたくさんあります。
ただ、客先常駐=悪というイメージが強いようにも感じるので、
「客先常駐って微妙だよね?」
「自分の志望が通らず、客先常駐することになって不安…」
という人向けに、実はこういう良いところがあるよ、というのをお伝えしておこうと思います。

また、あくまでも私の経験上という点にご了承ください。

顧客の業務を理解できる

私は新卒でシステム開発の部署に初期配属されましたが、正直なところ顧客がシステムを使うイメージがついていませんでした。
その状態でシステム開発に取り組んでいたので、先輩に言われた作業(設計書のレビュー、ベンダとの調整資料作成など)をこなすだけになっていました。
作ったシステムが納入後どのように使われるかまで想像できていなかったんです。

客先常駐すると、顧客と一緒に仕事をするので、顧客の業務を理解できます。
私が客先常駐に行ったのは、後輩を指導する立場になってからですが、もう少し若手の頃に経験しておけば開発業務にもちゃんと向き合えたかもしれない、と思いました。

主体性・提案力が身に着く

顧客と距離が近づくので、信頼を得やすく、様々な仕事を任せてもらえます。

客先常駐は顧客の漠然とした悩みに対して積極的に提案しやすいポジションです。
顧客の業務支援をすることで、自社の社員よりもお客様業務を理解することができます。

すると、
「この作業、もっとこうしたら効率化できるのでは…?」
「この作業に自社のツールが使えるのでは…?」
という考えが自然に湧いてくるようになりました

研修などで「主体性を大事に」とよく言われるのですが、そもそも知識や経験がないと、なかなか自分で考えて行動するのは難しいものです。
私は客先常駐を通して、顧客に色々な提案ができるようになりました。

客先常駐は主体性と提案力自然と伸ばすことができる仕事だと思います。
「良い提案をするには、まずは顧客理解から」というのを私に気付かせてくれた仕事です。

意外とホワイトな職場もある

これは意外だったんですが、客先常駐では大量の仕事を押し付けられることもなく、忙しすぎないくらいの業務量でした。
商用トラブルでどうしても残業が続くときはありますが、それはIT業界全体で言えることでもありますし、通常時は落ち着いていました。
自社で業務するよりも、客先常駐の方が業務量に気遣ってもらえてたように思います。

顧客や案件に大きく左右されるところですが、探せば意外とホワイトな職場が多いのも事実です。

まとめ|客先常駐は成長できるチャンスも多い働き方

客先常駐には、たしかにデメリットもあります。
現場次第では働きにくさや孤独を感じることもあるでしょう。

でも、顧客に近い立場で仕事ができるというのは大きな魅力ですし、提案力や業務理解、主体性を鍛えるチャンスでもあります。
キャリアの一環として経験する価値は”大いにあり”です。

「悪いイメージだけで判断せず、自分にとってプラスになるかどうか」で客先常駐を捉えてみてほしいと思います。

少しでも不安を感じていた方の背中を押せていたら嬉しいです。

IT業界を目指すなら、就活エージェントの活用も検討しよう

この記事では、客先常駐のリアルな実態やメリット・デメリットをお伝えしました。

実際に働いてみないと分からないことも多いですが、キャリアの選択肢を広げるためには、事前の情報収集と相談がとても大切です。

IT業界を目指す方には、専門知識のある就活エージェントに相談するのも一つの方法です。
自分の希望に合う企業を紹介してもらえるだけでなく、選考対策や働き方の傾向なども教えてもらえます。

以下の記事では、IT業界に強いおすすめの就活エージェントを10社に厳選して紹介しています。
「どんな企業が合うかわからない」「安心して就活を進めたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

りっきー

ITに興味を持ち、大学では情報学を専攻。新卒で大手SIerに入社し、SE・PM・インフラエンジニアとして幅広い業務を経験。現在はフリーランスとして、IT業界を目指す就活生向けサイト「ITナレッジノート」を運営中。

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