「IT業界を目指しているけれど、SIerの志望動機はどう書けばいい?」「他の志望者と差をつけるには?」
——そんな悩みを抱えていませんか。
実は、SIerの志望動機には押さえるべきポイントがあり、なかでも「入社後にやりたいこと」は合否を左右する重要な要素です。
私自身、元SIer社員として採用活動にも携わってきましたが、志望動機次第で評価が大きく変わる場面を何度も目にしてきました。
この記事では、SIer志望者に向けて 志望動機の作り方・例文・差をつけるための具体的なコツ をわかりやすく解説します。

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SIerの志望動機で押さえるべきポイント

IT業界の中でSIerを選んだ理由
IT業界にはWebサービス企業、コンサルティング企業、SIerなどさまざまな選択肢があります。
その中でなぜ「SIer」を志望するのかは考えておきましょう。
「顧客企業の課題解決に直接貢献したい」「社会インフラを支える大規模なプロジェクトに関わりたい」など、SIerならではの魅力と自分の価値観との接点を明確にしておきましょう。
志望企業を選んだ理由(競合との差別化)
「なぜ他社ではなく当社を志望するのか?」を面接官は見ています。
事業内容、技術領域、強み、企業文化など、企業独自の魅力に触れた志望理由が求められます。
競合他社との違いを理解し、「この企業だからこそ実現したいこと」を伝えましょう。
入社後に実現したいこと
「入社後に何をしたいか?」はつまり、「入社後にどのような形で会社に貢献していくのか?」を伝えるパートなので、企業にとって特に重要とも言えます。
単に「成長したい」「スキルを身につけたい」といった抽象的な表現ではなく、SIerという業態の特性を踏まえて、どのような価値提供を目指すのかを具体的に伝えましょう。
たとえば、「社会インフラを支えるミッションクリティカルなシステムに関わりたい」「業務効率化の提案を通じて顧客企業の成長を支援したい」など、SIerの仕事の先にある成果や貢献にまで踏み込むと説得力が高まります。
希望する事業部・職種とキャリアプラン(5年後・10年後の展望)
「入社後どんな仕事をしたいか、どんなスキルを磨きたいか、将来どうなりたいか」を言語化しましょう。
具体的なキャリアプランと、そのキャリアプランにした理由が論理的につながっていると、企業理解度・職種理解度の高さが伝わります。
※業務経験を積むと、様々な分野に関心が広がりキャリアプランが変わる人もいます。現時点での考えとしてキャリアプランをまとめておきましょう。
SIerの種類と特徴を理解しよう

SIerの種類
● ユーザー系SIer
事業会社のIT子会社という位置づけのSIerです。
親会社向けのシステム開発が中心ですが、外販を行う企業もあります。安定志向の方に人気です。
● メーカー系SIer
ハードウェアメーカー傘下のSIerです。
自社製品との連携システムを手がけることが多く、製品知識を活かした提案ができます。
● 独立系SIer
特定企業に依存せず幅広い顧客と取引をするSIerです。
自由度が高く幅広い分野のプロジェクトに携われるのが魅力です。
SIerの事業内容を知ろう
SIerはさまざまな業界・領域のシステムを手がけています。
- 金融(銀行、証券、保険)
- インフラ(電力、ガス、交通)
- 公共(自治体、教育機関)
- 通信・ネットワーク
- 製造業向けシステム
など
自分が関心のある事業領域を明確にしておくと、志望動機が深みを増します。
SIerの職種を理解しよう
SIerの主な職種は以下の通り。
- 営業:システム提案・受注活動
- 開発:設計・プログラミング・テスト
- PM(プロジェクトマネージャー):プロジェクト全体の管理
- 研究:新技術の研究開発
- コンサルタント:IT戦略の策定・業務改革支援
- 企画:サービス企画・ビジネス開発
自分の志向に合った職種とその理由を語れると良いでしょう。
SIerの志望動機・例文集【5選】
①ユーザー系SIer志望の例文
私は経営学を学ぶ中で、業務プロセスの改善やIT活用の重要性に興味を持ち、SIerの中でもユーザー系SIerを志望しています。
大学の講義で業務分析や業務改善の事例を学ぶ中で、ITが企業活動に大きな価値をもたらすことを実感しました。
貴社は親会社向けだけでなく外販事業も積極展開しており、多様な業界の課題解決に携われる点に魅力を感じています。
入社後は業務系システム開発に従事し、ユーザー部門と密に連携しながら改善提案ができるエンジニアを目指したいです。
将来的には業務改善コンサルティングや上流工程にも挑戦し、企業変革をITで支える人材を目指します。
②メーカー系SIer志望の例文
私はものづくりとITの融合に大きな魅力を感じており、メーカー系SIerを志望しています。
大学時代は経営学の視点から製造業のデジタル化について学び、ITの活用が生産現場の革新に貢献する点に強く関心を持ちました。
貴社は自社グループの製品開発と連携したシステム構築に強みがあり、ものづくり現場に直結したIT活用に魅力を感じています。
入社後は製造業向けのIoTや生産管理システムの開発に携わり、現場を支えるエンジニアとして経験を積みたいです。
将来的にはプロジェクトマネージャーとして開発チームをリードし、大規模なものづくり革新に貢献したいと考えています。
③独立系SIer志望の例文
私は幅広い業界の課題解決にITの力で貢献したいと考え、独立系SIerを志望しています。
大学では経営学とともに情報システム論を学び、さまざまな業界でITが果たす役割に興味を持ちました。
貴社は金融・公共・インフラといった多様な事業領域を展開しており、幅広い知見と技術力を磨ける環境に魅力を感じています。
入社後はまず金融系システムの開発に携わり、高い品質やパフォーマンスを意識した開発力を身につけたいです。
将来的にはコンサルティングや提案活動にも挑戦し、IT戦略から開発まで一貫して価値を提供できるエンジニアを目指します。
④特定事業領域志望の例文(例:公共分野)
私はITの力で社会課題の解決に貢献したいという思いから、公共分野に強みを持つSIerで働きたいと考えています。
大学では公共政策や行政サービス改革の事例を学び、ITによるサービス向上の可能性に大きな関心を持ちました。
貴社は教育・医療・行政など幅広い公共分野でのIT化推進に実績があり、社会貢献性の高い事業に携われる点に魅力を感じています。
入社後は公共系プロジェクトの開発に携わり、住民や利用者の利便性向上に貢献できるシステム構築に力を尽くしたいです。
将来的にはプロジェクトリーダーとして、より多くの公共サービスのデジタル化推進に貢献することを目指します。
⑤文系出身向けSIer志望の例文
私は文系学部で主に経営学を学んできましたが、ITの力で企業活動や社会を支える仕事に大きな魅力を感じ、SIerを志望しています。
大学のゼミでデータ分析に取り組んだ経験から、ITの活用によって業務効率やサービス向上が実現できることに興味を持ちました。
貴社は幅広い業界の業務システム構築に実績があり、ビジネス課題をITの側面から解決する力に強みを感じています。
私は現在、基本情報技術者試験の勉強や、簡単なプログラミング学習(Python)にも取り組んでいます。
入社後はSEとしてシステム開発の基礎をしっかりと身につけ、ユーザー視点を活かした提案力のあるエンジニアを目指したいと考えています。
将来的にはプロジェクトマネジメントやITコンサルティング領域にも挑戦し、ビジネスとITの橋渡しができる人材を目指します。
よくある失敗例と対策
汎用的すぎる志望動機
「IT業界に興味がある」「成長したい」だけでは他社でも通用してしまいます。
具体的な企業理解・職種理解を盛り込みましょう。
調査不足がバレる志望動機
説明会資料をなぞっただけの志望動機はすぐに見抜かれます。
OBOG訪問や事業内容の詳細な情報を活用しましょう。

どこでも通用しそうな志望動機だと「本当にこの会社に入りたいのか…?」と疑われてしまいます。一方で志望度が高い学生は、会社の部署やメインの顧客まで把握しており、入社後のキャリアプランも10年先まで考えています。長年その会社にいる面接官には、こうした志望度の差はすぐに見抜かれてしまうものです。
ライバルと差をつける志望動機作成法

OBOG訪問・企業説明会・インターンシップの活用
一次情報(社員の声、現場の様子)を得られる場を活用しましょう。
事前に疑問点や質問をまとめておくと効率的に情報収集ができます。
- どんな顧客がいるか
- どんな事業があるか
- どんな技術に強みがあるか
などをチェックして、競合との違いを理解しておきましょう。
キャリアプランを数年単位で具体化する
入社後のキャリアプランを聞かれることもあります。
以下の例のように、数年単位のキャリアプランとそのキャリアプランを描いた理由を用意しておきましょう。
入社1~2年目:開発チームの一員として設計・開発・テスト工程を経験
入社3~5年目:サブリーダーとしてチーム管理や進捗管理を担当
入社5年目以降:PMとしてプロジェクト全体のマネジメントを担当、複数案件を並行管理
理由:「まずは現場で開発工程の流れを理解し、その後PMとしてプロジェクト全体を管理する役割に進みたい」
まとめ|SIer就活の志望動機は「準備の深さ」が差をつける
SIer就活における志望動機作成は、企業理解・職種理解・キャリアプランの具体性 が重要なポイントです。
汎用的な志望動機ではライバルとの差がつきにくいため、「なぜSIerか」「なぜその企業か」「入社後どう貢献するか」 をしっかりと言語化しましょう。
また、OBOG訪問や企業研究などの一次情報の活用、キャリアプランの具体化 を通じて、自分なりの志望動機に深みを持たせることが大切です。
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